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昭和珍本『まんが学校』初版やなせたかし・立川談志 1966※入門名著ドタバタ漫画の極意立川流落語軍学アンパンマンケース（非買品）付

Name: 昭和珍本『まんが学校』初版 やなせたかし・立川談志 1966※入門名著 ドタバタ漫画の極意 立川流落語軍学 アンパンマンケース（非買品）付
Price: 3800 JPY
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3,800円

昭和４１年（１９６６）に、三一書房から出版されたやなせたかし・立川談志の共著『まんが学校』第一刷（初版）である。サブ・タイトルには「だれでもかけるまんが入門」とある。帯には「きみたちもマンガがかける！全国でいま爆発的な人気を呼んでいるＮＨＫ『まんが学校』先生はおなじみのやなせたかしさん・立川談志さん」と綴られている。人気テレビ番組を一冊の本にまとめたものだが、若い時分から、多方面にわたって才気煥発な立川談志の才能の偉大さを感じる本だ。 ※なお、アンパンマンのケースは、今の御時世ですと、マスク入れにするのもよい！貼付写真では、本と一緒に撮影したので、本来、横の物が縦になってます。【著者紹介】 ●やなせたかし（１９１９～２０１３）御存じ、漫画アンパンマンの作者であり、絵本作家である。東京都出身。５歳の時に父親と死別、その縁故で高知市に引っ越すも、母親の再婚で伯父に育てられる。現・千葉大工学部デザイン科を卒業後、昭和戦前、田辺製薬宣伝部へ就職するも、太平洋戦争開戦により徴兵され中国戦線に従軍した。戦後、高知新聞に入社したが、２年後に上京し、三越百貨店宣伝部でデザインと絵を描く。同３３年に漫画家デビューした。しかし、望みを託した滑稽かつナンセンスの路線のマンガはまったく売れなかった。苦節１５年、サンリオで雑誌『詩とメルヘン』》の発刊し、初代編集長となる。その後、かつて書いた自信作の『アンパンマン』を、月刊絵本『キンダーおはなし絵本』（フレーベル館）から出版すると、幼児の間で評判をよんだ。昭和６３年にテレビアニメ化されて大ヒットとなった。さらに食品などのキャラクターをいくつも手がけ、自作ミュージカルの上演、作詞家としても活躍。生涯現役を貫き通した。 ●立川談志（１９３６～２０１１）言わずと知れた著名な落語家であり、落語立川流の家元である。昭和２７年に五代目柳家小さんへ入門し小よし。２年後に二つ目となり小ゑん。湯浅喜久治の目にとまり「若手落語会」に抜擢。その一方、日劇やキャバレーにも出演し話題となる。同３８年真打昇進し、五代目立川談志を襲名した。同４１年テレビの『笑点』を企画し、自ら司会者も務めた。さらに『やじうま寄席』など多数のテレビやラジオに出演し、同４６年に参議院議員に初当選し一期５年務めた。沖縄開発庁の政務次官になるも、現地の初記者会見に、前日の深酒二日酔いで臨み暴言を吐き辞職した。その後、弟子の芸が正当に評価されず、理事たちの馴れ合い真打昇進試験制度の結果に猛反発！師匠と対立し落語協会を脱会し、落語立川流を旗揚げし家元となる。常に「落語を歌舞伎のような伝統芸能にしてはいけない。現代を取り入れた大衆芸能に！」と強く訴えた。また自らの落語哲学は「人間の業の肯定と定義、イリュージョンこそが人間の業の肯定の最たるもので落語だ」と訴えた。十八番『芝浜』や『らくだ』、『居残り左平治』や『黄金餅』、『鼠穴』や『紺屋高尾』、『源平盛衰記』など枚挙にいとまない。２９歳のみぎりに発表した名著『現代落語論』はファンのみならず、噺家志望の必読書、演芸評論家の脅威となった。【本書について】談志にとっての落語は、森羅万象がその対象である。ある時、家元が「長めのマクラをしていた。前の方の席の一人が『落語やってよ！』と声をかけたら、これが俺の落語だ・・・」と、客をたしなめた。要するに、談志が語る世相や芸能、歴史や大衆小説、映画や音楽、漫画などすべてに、師の落語的なものの見方や考え方が凝縮しているのだ。また談志は常々「落語とは、『忠臣蔵』でいえば四十七士ではなく、同じ赤穂浪士でも討入りに脱落した残りの約２５０人のとるにたらない人生の中にある。その落ちこぼれに業の皇帝がある」とも言った。落語とまんがの共通点の一つに、優等生の主人公が登場しない！皆がユニークで、ちょいとクセのあるキャラが主人公としてけ万人を魅了する。さらに、師匠は、落語立川流顧問をお手塚治虫の『雨ふり小僧』をエラく気に入り、その物語の落語性を高座でも解説していた。妖怪キャラの卓越した設定、落語には、こうあらねばならない先入観もいかなる縛りもない！」と熱ぽく語っていたのが忘れられない。本書を読むと、談志がやなせを絶妙なナビをしているのが容易に想像できる。そういう意味では、家元の本領を分析する上でも貴重な共著といえよう・・・。【本書の目次の大きな柱】 ●「この本を読みはじめる前に、まずあなたのテストです」 ●「まんが学校の入学案内」 ●「まんが幼稚園」 ●「小学校と中学校ととばすかわりの課外授業」 ●「まんが高校」 ●「高校一年」 ●「高校二年」 ●「高校三年」 ●「私の好きな１０人のまんが家」 ●「まんが学校卒業式」・あとがき【本の状態と発送について】今から約５５年前のものだが、古書「上」のコンディションを十分維持している。今から３０年以上前に、東京・神田駿河台下の古書会館で開催された城北展のサレクター向けの出品の棚から買い求めたものだ。今や入手困難な一書で、ネットの日本の古本屋で８８００円と１万円、アマゾンのユーズド商品でも１万円で出品されていた。送料は、当方が負担サービスいたします。追伸、写真にはありませんが、本の帯もちゃんとあります。帯は破れやすいので、本の中に挟んでいたのを失念しておりました。

出品日時：2022年1月23日 22:39

カテゴリ	本、雑誌、コミック芸術芸能落語
商品の状態	目立った傷や汚れなし
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発送までの日数	1〜2日で発送
発送元の地域	千葉県
商品ID	j704246749 (Yahoo!オークションからの出品)