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MAL WALDRON　　マル・ウォルドン　　 SWEET LOVE BITTER　　国内盤

Name: MAL WALDRON マル・ウォルドン SWEET LOVE BITTER 国内盤
Price: 2800 JPY
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2,800円

ビリー・ホリディの伴奏者としても知られるマル・ウォルドロンには、「レフト・アローン」という名曲があります。波乱万丈で深い心の傷を負ったまま悲惨な死を遂げたビリー・ホリディを悼んで書かれた曲で、美しくも悲痛なバラードです。彼の代表作と言えば、同曲を含む『Left Alone』（1959年）なのでしょうが、今回は、チャーリー・パーカーをモデルにしたとも言われるサックス奏者が主人公の映画『Sweet Love, Bitter』のサントラを紹介いたします。冒頭を飾るは映画の主題歌「Loser's Lament」。美しくも哀しいサックスの調べが印象的なバラードです。甘く切ないメロディーを奏でるサックスに対して、中盤以降に登場するトランペットはニヒルで乾いた響きを聞かせ、映画のタイトルどおりスウィート＆ビターでドラマティックな1曲です。続く「Della」では、温和でロマンティックなサックス対照的に「Keel」では、夜の闇を切り裂くようなシリアスでビターなトランペットの響きが印象的。サックスも重々しく流れて行きます。デラ、キールは映画の登場人物。それぞれのキャラクターの内面が描かれているというところでしょうか。「Espresso Time」では、ブラシを使ったドラムスに控えめに吹かれるサックスが何ともクールで飄々とした雰囲気を漂わせています。スモーキーなサックスとビターなトランペットが掛け合う「“Bread”」は、淡々としたリズムの中にも哀感が滲み出すブルージーなナンバー。どちらかとううと暗い雰囲気の曲が続く中で、サックスとトランペットが明るく高らかに鳴り響くのが「Smokin’」。特にトランペットのスタイリッシュなフレーズが何とも爽快です。サックス奏者が主人公の映画ということもあって、ピアニストのマルの見せ場はほとんどないのですが、映画とジャズの親和性を物語る1枚です。 1ルーザーズ・ラメント(スウィート・ラヴ,ビターのテーマ) 2デラ 3ヒラリー 4エスプレッソ・タイム 5キール 6スモーキン 7デラの夢 8ザ・サーチ 9キャンディーズ・ライド 10“ブレッド” 11イーグル・フリップス・アウト 12ブリンドルズ・プレース 13スリープ・ベイビー・スリープ

出品日時：2024年10月20日 00:35

カテゴリ	CD、レコード、音楽ソフト、チケットジャズ、フュージョンその他
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