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イタリア語文学「Il Quartiere/界隈」Vasco Pratolini/ヴァスコ・プラトリーニ著　1985年

Name: イタリア語文学「Il Quartiere/界隈」Vasco Pratolini/ヴァスコ・プラトリーニ著 1985年
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イタリア語文学「Il Quartiere/界隈(かいわい)」Vasco Pratolini/ヴァスコ・プラトリーニ著 Oscar Mondadori 1985年(1945年初版)発行 5000リラ 201頁 0.17㎏ 18.5×11.1×1.8㎝ Paperback 【内容紹介】Ambientato nel rione popolare di Santa Croce a Firenze negli anni intorno al 1935, "Il Quartiere" coglie un gruppo di ragazzi e ragazze nel passaggio dall'adolescenza alla prima giovinezza e ne racconta le vicende d'amore e d'amicizia. I protagonisti, nell'intreccio di affetti che li unisce, sono posti tutti sullo stesso piano, senza che l'esperienza di nessuno di essi venga mai privilegiata: ne risulta un vero e proprio romanzo corale in cui Pratolini fonde il memorialismo e il tono lirico e intimistico delle sue prime opere con un interesse piu prettamente civile, perfino politico (il libro venne scritto nel 1943-44, quando l'autore prendeva parte attiva alla Resistenza), per approdare a una dimensione narrativa piu ampia.(翻訳)1935年頃のフィレンツェの人気地区、サンタ・クローチェを舞台に、思春期から初老期へと移り変わる少年少女たちの姿をとらえ、愛と友情の波乱を描いた作品です。主人公たちは、彼らを結びつける愛情の交錯の中で、全員が同じレベルに置かれていますが、誰の経験も特権的なものではありません。プラトリーニは、最初の作品の追悼主義や叙情的で親密なトーンを、より純粋な市民的、さらには政治的な関心（この本が書かれたのは1943年から44年で、著者はレジスタンスに積極的に参加していました）と融合させ、より広い物語の次元に到達することで、真の合唱小説を実現しました。【日本大百科全書より著者紹介】(1913―1991）イタリアの小説家。フィレンツェ生まれ。印刷工、工員など数多くの職業を経て、1938年に『カンポ・ディ・マルテ』誌を創刊。41年に、エルメティズモの影響を残す短編集『緑の絨毯(じゅうたん)』を発表。45年の『界隈(かいわい)』は、反ファシズムの体験をフィレンツェの労働者の目でとらえた作品で、後の『貧しき恋人たち』（1947）へ続く。『メテッロ』（1955）、『浪費』（1960）、『寓意(ぐうい)と愚弄(ぐろう)』（1966）からなる三部作『あるイタリアの歴史』は、題名の示すとおり、それぞれ19世紀末の社会主義の台頭、ファシストのローマ進軍、戦後の政治状況と、そのなかで抜き差しならぬ生き方を迫られた若者たちを描いた、ネオレアリズモの一大叙事詩である。ほかに『家族日誌』（1947）、『現代の英雄』（1949）などがある。【本の状態】経年のため中古感があり、三方にヤケ軽ヨゴレ、表紙に軽スレ縁角軽イタミがあります。装丁はしっかりしており、中は軽頁ヤケがありますが、書き込み等はなく(見落としがありましたらご容赦ください)、概ね並の状態です。本書が中古書であることをご了承の上お買い上げくださいますようお願い致します。(整理番号0001910429) 319

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